この夏、レティーロサッカースクール大分は台湾・台北市淡水地区で開催された国際大会 「淡水カップ」 に参加しました。
今回の遠征は、ただサッカーの技術を磨く場ではなく、「人としての成長」 を大切にし、子どもたちに新しい世界を体験してほしいという想いを込めて実施しました。

今回の台湾遠征は、レティーロ大分とレティーロ宮城そして、グランテスモンターニャ宮城の合同遠征として実施しました。
現地では、両団体の交流はもちろん、台湾の方々との温かいふれあいや、大会に参加した東南アジア各国の選手たちとの出会いがありました。サッカーという共通の言語を通じて、国や文化の壁を越えてつながることができたのは、この遠征ならではの大きな魅力です。
試合での勝ち負け以上に、異なる文化を持つ子どもたちとボールを通じて心を通わせた経験は、子どもたちにとって一生の宝物となるでしょう。
1日目
大分から福岡空港へ移動し台湾へのフライト。
飛行機自体が初めてのこも数名いましたが、なんの心配もなく楽しいフライト時間になりました。
ドキドキの出入国審査も体験できました♪
宮城組とは翌日合流する予定に変更になったため、到着後、ホテルへ移動し睡眠。
2日目
午前は大分組で大会の開会式に臨みました。
小学生から高校生まで参加する大会のため、かなりの大人数にアジアのサッカー熱を体感しました。
アジア諸国の子たちも、私たち日本人を見て、「日本大好き!アニメ大好き!」とたくさん声をかけてくれました。
お昼の台湾のごはんは独特な風味があり食でもアジアを感じることができました。
午後は他の日本のチームからお誘いいただき、台湾の観光名所の「九扮」へ。19世紀末から20世紀初頭にかけて金鉱の町として栄えた歴史を持つ、風情ある山間の町で、台湾で「千と千尋の神隠し」の世界観を感じられる場所として最も有名。
夜は食事のあとみんなで洗濯して
待ちに待った宮城組と合流
3日目
予選リーグ2試合
まだみんなと合流したばかりで迎えた初戦は連携不足もありなかなか思うように試合運びが上手くいかない中、ピッチ内外でコミュニケーションをみんなが積極的に取っていました。ここでもコーチが「こうしよう」ではなく、子どもたちがここへ来るまでイメージしていたものが少しでも多く表現できるよう。それぞれがそれぞれの役割を探していく姿を見守っていました。
試合の合間に17世紀にスペイン人が築いた要塞で、その後オランダ人や清朝、イギリス領事館などが使用した歴史的建造物のFort San Domingoへ観光に行きました。
4日目
予選リーグ2試合
少しづつ連携が取れるようになってきて、声もでるようになり、それぞれが役割を認識しチャンスの場面が多くなってきました。とにかく試合に出ている時はひっしにボールを追いかけ、試合に出ていない時でも大きな声で仲間の背中を押す子たちの姿に感動しました。
夜はレセプションパーティー
500名規模のパーティーにはタイ、カンボジア、マレーシア、ラオスなどなど、異国感満載の中、各チームの出し物で大盛り上がり。
5日目
順位決定戦
最後の試合に勝利し3位入賞でメダルをゲットしました!かけてもらったメダルをみんな誇らしげに何度も何度も見たり、触ったりしていました。
閉会式
みんな慣れない環境の中、おもいっきり楽しみながらよく頑張りました!
午後からは電車を乗り継ぎ市内観光
お小遣いでタピオカ飲んだり、マンゴーかき氷食べたり、お土産もたくさんゲットしました。
夜は小籠包を食べに専門店へ
本場の小籠包は格別でした♪
お店の方もめちゃくちゃいい人でした。
6日目
帰国のため空港へ移動
ここで大分組と宮城組はお別れ。
涙を浮かべながら「また会おうなー」と感動のお別れでした。
「君たちが行動に移せばいつでも会える」と宮城の梅コーチが子どもたちに話していたのが印象的でした。
そう!動けば景色が変わる!
それから、大分組もわちゃわちゃ楽しみながら大分へ無事帰ってきました。